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2018年5月
5月の活動報告
1.活動が実り始めました。
パースふくしまの会の活動を現地福島とをつないてくださっているのが福島を拠点に活動している「子どもの笑顔 The Big K.I.S.S. Project」(以下、K.I.S.S.)メンバーの皆さまです。今年もK.I.S.S.の皆さまがつないで下さったパースふくしまの会の応援が現地で目に見える形で実りました。以下に報告いたします。パース補習授業校からお預かりした大切な義援金が余目一輪車クラブの活動に役立てられています。
余目一輪車クラブよりK.I.S.S.そしてパースふくしまの会を経てパース補習授業校へお礼状が届けられました。パース補習授業校の皆さま、本当にありがとうございました。
K.I.S.S.を通してお送りしたパースふくしまの会からの応援にも余目一輪車クラブからお礼のお言葉を頂きました。
余目一輪車クラブよりK.I.S.S.に届いたお礼メッセージ声援とサポートの品を手渡すK.I.S.S.のメンバー林事務理事と余目一輪車クラブ代表-全員の笑顔が素敵です!
2.K.I.S.S.を通して3団体を応援しているパースふくしまの会の活動が福島民友新聞に取り上げられました。
偶然にも、3団体の一つ「桜の聖母学院」はパースふくしまの会のメンバーの母校でした。活動が絆とご縁で結ばれていることを改めて感じる偶然でした。
桜の聖母学院高等学校サッカー部顧問と主将の方々から素敵なお礼状が届きました。写真バックの抜けるような青空に向かってキッーーーーク!!!
桜の聖母学院高等学校サッカー部よりお礼状
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2018年3月
3月の活動報告
今年もジャパン・フェスティバルに参加しました。来場者数が毎年増え続け、沢山の人々に福島の魅力をたっぷり伝えることができました。今年は特にステージで行われる開場セレモニーで福島県が取り上げられました。パースふくしまの会会長が壇上で様々なサポートへのお礼を伝えるとともに、福島の現状を報告し福島への観光客誘致のプロモーションを行いました。ステージ横の大画面では福島の様々な魅力が映像で放映され、強いインパクトを来場者に与えることができました。
壇上でスピーチを行うパースふくしまの会会長
中央ステージ横の大画面に福島の映像が迫力満点に映し出されました。
当日の「パースふくしまの会」の様子が福島民報紙面に取り上げられました。(2018年3月17付)
パースふくしまの会会員報告)
まずは、今年も無事ジャパンフェスティバルを終えられたことを報告いたします。
福島を応援することを目的に参加しているフェスティバルですが、年を追うごとに顔なじみも増え今ではハグで挨拶ができる仲になった方々がいらっしゃいます。毎年、毎年、販売する商品を調達してくださる方々がいらっしゃいます。「おつりはいらないから福島に送って」とおっしゃる方々がいらっしゃいます。ふくしまを応援しているつもりが、いつの間にか自分たちも応援されていることに気が付きます。これらすべてが「福島・FUKUSHIMA」が作ってくれたご縁です。このご縁を大切に、これからも細く長く福島のためにできることを出来る人が出来る時に続けていこうと心新たにした一日でした。
そんな様子が福島民友新聞のウェブで取り上げられました。
今年のハイライトは2つ。
1)福島がジャパンフェスティバルの壇上で初めて取り上げられました。
壇上横の大画面で流れる福島のダイナミックな映像に観客はくぎ付けとなりました。映像を流すのも初めての試みでしたが、このような視覚に訴えるプロモーションの効果を会員自身の目で確かめることができました。伝えたい情報を、発信者の意図に可能な限り近い状態で受け取り手に渡すことが今後目指す方向ではないでしょうか。映像は言葉の問題もクリアできる上、視聴者も別の所にいながら福島を疑似体験できます。機会があれば、今後もこのような映像をどんどん流していきたい、と思いました。2)力強い助っ人が福島からはるばるやってきてくださいました。
今年はジャパンフェスティバルのためにK.I.S.S.の中心を担う3人の方が真冬の福島から30度を軽く超える真夏のパースにいらっしゃいました。鈴木賢司さん、鈴木裕美子さん、林由美子さん、本当に、本当に、ありがとうございました。当日はもとより、準備の段階から様々な調整をして下さり、そのお陰で現地での活動が福島とつながることができています。ジャパンフェスティバルの日は早朝からブースの設営、飾り付け、商品陳列、そしてフェスティバルが始まるとブースを訪れた方々への対応、商品の説明等々、八面六臂の大活躍でした。中央ステージ横の大画面。ここで福島のビデオが放映されました。
本部横のブースでは福島県庁作成の「食べちゃったっていいのにな!」の予告編を放映しました。
風評被害を払拭する県の取り組みが紹介されている記事。朝日新聞福島版
早朝の青空のもとブースの準備が始まりました。
どんなディスプレイが注目を集められるか、あれこれ思いを巡らせています。
準備に余念がありません。会員家族も協力!
ジュン・パシフィックオーナー舟山様のご厚意に支えられています。
まずはこのディスプレイからスタート!
さぁ、開始!小さな会員も大活躍。
大きな会員も頑張りました!
商品の説明にも力が入ります。
やったー!目標にまた一つ近づきました。
生麹、日本人の方々は興味津々!沢山ご購入いただきました。
ビジターの数は増えるばかり。
沢山の人がパースふくしまの会ブースに置かれたパンフレットを手に取って下さいました。
「売り上げは経費を除いてすべて福島へ送ります」のメッセージにお釣りを寄付して下さる方がたくさんいらっしゃいました。
美しい柄が手描きされた風鈴は昨年に引き続き大人気を得ました。
福島県喜多方の木之本漆器店様の素晴らしい工芸品です。その木ノ本漆器店様がふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)銀賞を受賞されました!
ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)とは?
福島県の新聞社である福島民報社は、県内で独自に光る技術を持つ企業、伝統を守り、地域性豊かなものづくりを続ける人材などに社会的評価を与えたいと、ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)を創設し、2016年に第1回の表彰式を行い、計3回実施してきました。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの産業復興に向け、産業賞の受賞企業をはじめ県内企業の魅力を発信しています。
木ノ本漆器店様の風鈴は終了時間を待たずに完売!
完売の様子が福島民報新聞2018年4月13日付で記事になりました。
記事本文)
福島民報社の第3回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で銀賞を受賞した木之本漆器店(喜多方)の風鈴が海外でも人気を集めている。
西オーストラリアの州都パースの県人会「パースふくしまの会」はこのほど、現地で開催された日本祭りに参加し、木之本漆器店の風鈴50点を出品した。外国人に好評で、すぐに完売した。
風鈴には蒔絵(まきえ)が施され、花や金魚、ホタルなどが表現されている。木之本漆器店の遠藤久美代表は「日本の美が外国人に評価されているのではないか」と手応えを感じている。
県内の国際交流団体「子どもの笑顔 ビッグキッスプロジェクト」日本事務局責任者で、日本祭りに参加した林由美子さんによると、風鈴の他、県内産のこうじやラーメン、漆器などが人気だったという。林さんは「復興に取り組む福島の現状を伝え、県産品の魅力を発信したい」と語った。それでも最後までパースふくしまの会ブースへの人の波は途切れませんでした。参加した全員が最高に心地良い疲労感を感じた一日でした。
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2018年1月
1月の活動報告
1月-1.日本からピースボートがフリーマントル港に到着しました。
アボリジニ人の伝統的な歓迎のセレモニーやディジュリデュウの演奏や踊りもあり、沢山の方が訪れたこのイベントでふくしまの会はカンガルーカレー販売のお手伝い。飯舘村から来られた方のお話や、広島の方のお話など、興味深く聞かせていただきました。その後、アデレード、シドニー、タスマニア、ニュージーランドに向かうと伺い、こちらも楽しくなりました。1月-2.桑折町で作られた「物置のピアノ」の監督 橘内(きつない)さんとミーティング(福島ご出身)を持ちました。在ナイジェリア日本国大使館の坂本さまのお声がけで、オーストラリアでも上映されたこの映画がナイジェリアの方々にもご覧いただけることとなりました。
ナイジェリア・日本映画祭ポスター
橘内さんは「有名な監督が作った映画でも、なかなかのこんなに長く多くの人に見ていただけるケースは少ないんです。今でもサポートいただきとても嬉しいです。」とおっしゃっていました。現在も多忙の橘内さん、益々のご活躍をお祈るするとともに次の作品を心から楽しみにしております。また、是非パースにいらしてくださいね!
橘内様と一緒に。